晩夏になりました。長く大量の雨をもたらした梅雨が明けたとたんの猛暑!COVID-19のストレスの中 この暑さで部屋から出るのも嫌になる日が続いています。
みなさまお変わりありませんか?お盆の墓参りもコロナ感染を恐れて取りやめ結果仕事とちょっとした用事以外はどこにも行かずの日々です。
ウイルスの強かさに改めて関心するばかり。感染症を今の技術革新に過信した人類への警告でしょうか。災いは自然災害も感染症も忘れた頃に猛威を振るうのですね。私の生まれた1959年は伊勢湾台風が9月に襲来し東海地方を中心に大災害となりました。その後 河川は砂防堰堤や護岸、ダムを沢山作り 、海は潮受け堤防、防潮堤などコンクリートで固める技術で自然災害から生活を守ろうとしたのでしょうが、一旦強固なそれらの物が出来上がると人々は安心し危険地域に年月が経つと共に生活圏を広げそしてまた災害に遭う。一旦崩れた自然は人間の力ではそうそう戻せないことを自然を観ながら感じて降ります。
昔は災害に遭っても自然界に返るものも多くまた物質的にもそれほど多くの物を持っていなかったので それなりに苦労はあったでしょうが今ほどダメージは大きくなかったのではと思います。自分の暮らしを見ても物質文化(?)に囲まれてもし家が倒壊して流出したらどれだけの自然界では分解され難い物質を排出することになるのやら。考えると恐ろしくなります。
霧ケ峰を歩きながら道に落ちている黒曜石のかけらを見るたびに縄文時代の生活に思いを馳せる私でした。